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グラウンド・ゴルフについて
グラウンド・ゴルフについて、簡潔に必要な物やルールをご説明致します。


グラウンド・ゴルフの由来

昭和57年(1982年)鳥取県泊村(現在の湯梨浜町)で皆が気軽に楽しめる生涯スポーツとして誕生。
30余年の間多くの方に愛好され、現在は全国的なスポーツとして広がりをみせています。
平成27年(2015年)からは国民体育大会の公開競技種目として実施され、ゴルフを基にした内容で、クラブ1本を使用し、ボールを打ち15m・25m ・30m・50mの離れたホールの中にボールを止める(泊める)競技です。
ゴルフ同様に1打でホール内に止めると「ホールイン・ワン」となります。
グラウンド・ゴルフでホールイン・ワンはトータルの打数から「マイナス3打」というリザルト(成績)となります。

一般の方は混同しがちなのですが、ゲートボールはチーム対向の競技ですが、グラウンド・ゴルフは個人競技です。なので周りとの技量差を気にせず始めることが出来ますので、マイペースで愉しむことが出来ます。
詳しくは別項のグラウンド・ゴルフについてなどに記載のルールをご確認下さい。




グラウンド・ゴルフで必要になる道具

グラウンド・ゴルフを行う為には下記の道具が必要となります。

● グラウンド・ゴルフ用のクラブ (市場価格 ¥18,000程度)
● JGGA(日本グラウンド・ゴルフ協会)認定のボール (市場価格 ¥800〜¥1,300程度)
● 運動靴と運動に適した服装
● 手袋・マーカー・手帳・ボールペン・小物入れなど(概ね ¥5,000位)

個人で用意する物は基本上記の内容です。
初心者の方で道具が用意出来ていない場合などは、各団体のご厚意で貸し出しが出来る場合もありますので個々にご確認下さい。


グラウンド・ゴルフのルール

第一章 エチケット

第1条
 プレーヤーは、自分のプレーが終わったら、すみやかに次のプレーヤーの妨げにならない場所に行く。
第2条
 プレーヤーは、同伴のプレーヤーが打つときは、話したり、ボールやホールポストの近くやうしろに立たない。また、自分たちの前を行く組みが終了するまで、ボールを打たない。
第3条
 プレーヤーは、自分の作った穴や足跡を直していく。


第二章 ゲームに関するルール

第4条 ゲーム
 ゲームは、所定のボールをきめられた打順にしたがってスタートマットから打ち始め、ホールポスト内に静止した状態「トマリ」までの打数を数えるものである。

第5条 用具
 クラブ、ボール、ホールポスト、スタートマットは定められたものを使用しなければならない。

第6条 ゲーム中の打球練習
 プレーヤーは、ゲーム中いかなる打球練習も行ってはならない。本条の反則は1打追加する。ただし、から振りの場合は打数に数えない。

第7条 援助
 プレーヤーは、打つときの足場を板などで作ったり、人に支えてもらったりするなど、物的・人的な援助やアドバイス、あるいは風雨からの防護を求めたり、受けたりしてプレーをしてはならない。本条の反則は1打追加する。

第8条 ボールはあるがままの状態でプレー
 プレーヤーは、打ったボールが長い草や木のしげみなどの中に入ったとき、ボールの所在と自己のボールであることを確かめる限度においてのみ、これらのものにふれることができる。草を刈ったり、木の枝を折ったりしてプレーしてはならない。本条の反則は1打追加する。

第9条 ボールの打ち方
 プレーヤーは、ボールを打つとき、クラブのヘッドで正しく打ち、押し出したり、かき寄せたりしない。本条の反則は1打追加する。

第10条 紛失ボールとアウトボール
 プレーヤーは、打ったボールが紛失したり、コース外に出たときは1打付加し、ホールポストに近寄らないで、プレー可能な箇所にボールを置き、次の打を行わなければならない。

第11条 プレーの妨げになるボール
 プレーヤーは、プレーの妨げになるボールを、一時的に取り除くことを要求することが出来る。取り除くのは、ボールの持ち主であり、その際ホールポストに対して、ボールの後方にマークをして取り望まなければならない。

第12条 他のプレーヤーのボールに当たったとき
 プレーヤーは、打ったボールが他のプレーヤーのボールに当たったときは、そのままボールの止まった位置からプレーを続ける。当てられたプレーヤーは元の位置にボールをもどさなければならない。

第13条 止まったボールが風によって動いたとき
 プレーヤーは、打ったボールが動いている間は、ボールを打ってはならない。風によってボールが動いた時は、静止した場所からプレーをし、動いてホールポストに入ったときはトマリとする。

第14条 第1打がホールポストに入ったとき
 プレーヤーは、打ったボールが1打目でトマリになったとき(ホールインワン)は、合計打数から1回につき3打差し引いて計算する。

第15条 ゲーム中の判定
 ゲーム中の判定はプレーヤー自身が行う。ただし。判定が困難な場合は同伴プレーヤーの同意を求める。

第16条 標準コース
 標準コースは、50m、30m、25m、15m 各2ホールの合計8ホールで構成する。


※公益社団法人 日本グラウンド・ゴルフ協会資料より抜粋、引用
なお、本ページ記載の内容は抜粋のため、 公式な大会の場合は必ず、公益社団法人 日本グラウンド・ゴルフ協会刊行で最新の「グラウンド・ゴルフ ルールブック」が適応となりますので公式大会に参加される場合は必ずご持参下さい。